新型コロナウイルス禍での営業について

現状のコロナウイルス禍は未曾有の出来事であり誰もがその対処に確たる答えがないままに現実の対応に追われているというのが実態です。こういう状況下での営業についても消毒、換気、密集状況を避けるといった基本的な対策を施したうえで、更にお客様目線、経営サイド目線、社会環境目線といった複合的な視点で営業の可否あるいは営業の在り方を模索していると思います。ただし営業面だけ見ると、明らかにそこには企業の持っている哲学、概念よりも資金力の差という要素が勝ってしまうというのは小生のゆがんだ根性だからでしょうか。
休業すると判断すると我々の業界では先ずはお客様の健康的なライフスタイルを妨げ、勿論収益は全く無くなる事態になります。営業を継続すると、唯一の救いは会員制による会費収入が主な収入であり、営業を無事に続けることで一定の収益は確保できます。(休会届が多くなるのは致し方がないことですが…)この状況下、毎日奮闘してくれているスタッフと何の憂いもなくワークアウトに来てくださる会員様に感謝です。一方で、小生の親しいホテル経営者に話を聞くと、とんでもない状況にあることを知らされ呆然としてしまいます。小生が目標とする経営者のホテルはわずか創業7年で50億円規模となり、順風満帆、飛ぶ鳥を落とす勢いだったのがインバウンダーがメインだったこともあり毎月2億円の赤字を生んで、資金繰りに奔走する毎日を過ごしているとか…一方で大手企業が運営するリゾートホテルはこの時期毎年企業等の研修等で満室状態であるのが稼働率15%という惨状でも「仕様がない」と内実強化するいい機会というニュアンスでありました。
弊社はもちろん資金力豊富な大手企業とは言えません。
今できることを精一杯やって、あとは天命を待つのみと腹を括って前を向く…頑張りましょう!!

危機的状況 CRISIS SITUATION

フィットネス業界で…禄をはむこと…20年、経営者として…9年、独立して16年、合計45年の長きに渡ってこの業界で生きてまいりました。今ほどの苦境にこの業界が陥ったことを知りません。私事ですが、阪神大震災にも関東大震災にも、遭遇して電気のない、水のない、火のない経験もしていますが、そういう物理的な天災でもないし、オイルショック時の日常物資の買い占め騒動やリーマンショックのような経済的な騒動でもない。こういった経験の中でもフィットネス業界はしたたかに確実にその苦境を乗り越えて成長してきた事実があります。しかし、スポーツクラブの前線でお客様と毎日対峙しているスタッフが疲れ果て、出口の見えない絶望に似た喪失感を感じながらも精一杯努力をしてくれている現況に本当に頭が下がります。毎日退会だ休会だといらっしゃるお客様のなかで、つい先日わが社のクラブの支配人から電話があり、また何か問題が起こったかとつい身構えてしまいました。ところが、電話の内容は入会のお客様がいらっしゃいましたとのこと…この時期にと思わず僕に電話をしたとの由、こちらも嬉しくなりました。冷静なお客様もいらっしゃいます!ここは腹を据えて出来ることをしっかりとして自分の健康を一番に、ほかのお客様の健康維持のためにも我々業界が慌てず、騒がず、冷静に対処していくことが肝要だと思います。